はい、どーもでーす!
ブログを毎日更新するというのはなかなか大変ですね(^^;)
と、言ったワケでまた数日ぶりの更新になります。
今日はですね、「ホイールバランス調整」について少しお話しさせて頂きたいと思います。
「バランス調整」聞いた事もある方も多いかと思いますが、タイヤを組み替えた際にほぼ必ずと言っていいくらい行う作業なんですが、これが何かというと、物凄く簡単に言うと「タイヤのバランスを調整する作業」って事なんですね!?
「そんなの分かるよ!」「そのまんまじゃねーかよ!」と言うツッコミが聞こえて来そうですけど(汗)。これはどう言った事かと言うと、そもそもタイヤもホイールも真円ではないんですね~、完全な真円のタイヤ、ホイールと言うのは現代の技術では作れないんですね?勿論「限りなく真円に近づける」のですが、どうしても完全なまん丸ではありません。
また、ホイールには「エアーバルブ」と言って1箇所にだけ付いてるものや、タイヤの製造工程に発生する「タイヤのつなぎ目」と言うアンバランスな要素がいくつかあります。
これが高回転で回転した場合、1箇所だけ重たかったりするので「ブレ」が生じるんですよね。これが俗にいう「バランスが狂ってる状態」です。
バランスが狂っていると、もうデメリットしかありません。
例えば、
・ハンドルがブレる
・ハブベアリングに余計な負担が掛かる
・タイヤが変摩耗する
などと言った症状が出てしまいます。
こう言った症状を抑えるためにバランス調整するんですね。
どういった方法で調整するかと言うと「バランサー」と言う機械にタイヤホイールをセットして回転させるんですね、そうすると機械がバランスを読み取って「ここに何グラムの重りを付けて下さい」って指示するのでそれに従って重りを付けてバランスを調整するわけです。
それと、タイヤには側面に「軽点」と呼ばれる黄色い点(赤い点もあることがあります)があるのですが、これがタイヤの一番軽い所とされている箇所で、逆にホイールについているエアーバルブはホイールの中で一番重たい場所とされていて、この軽点とエアーバルブの位置を合わせると最もバランスが良い(付ける重りが少なくて済む)とされています。
(↑軽点とバルブ位置を合わせて組んだ状態)
が、しかし!!
最近いくつかのタイヤで軽点とエアーバルブの位置を合わせると一番バランスが悪く(大量に重りをつけるハメに)なるタイヤが見受けられるようになりました。
(↑軽点とバルブ位置を合わせて組んだタイヤホイール。大量の重りがついています。)
その様な場合は軽点をバルブの真逆に来るようにタイヤを組み付けます↓
そうするとバランスが良くなり、付ける重りも最小限で済むようになります。
(先程の物に比べて重りの量は6分の1↓)
これはお店側にとっては使う重りの量が少なくなるし、お客さんにとっても万が一バランスが狂った場合でも、その狂いを最小限に抑える事が出来ます。
話が前後してしまいますが、ホイールバランスはタイヤ組み替え時に調整しても、走っているうちに徐々に狂ってきてしまうんですよね。こうしたちょっとした気配りがあるのとないのでは、お車の快適さも変わって来ますね(*‘∀‘)
そんな訳で、オート・クリエイションではタイヤ交換の際に軽点とバルブ位置をあえてずらして組む場合があります。「軽点合ってないじゃん!いい加減だな~」なんて言われちゃいそうなので、そう言う場合はお客さんにはちゃんと説明させて頂いてます(^^)
そんな訳で、超ぉ~ザックリでした説明でしたがホイールバランスのお話と、オート・クリエイションではタイヤ交換時にあえて軽点をずらして組むというお話でした!
それでは、良いカーライフを♪
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