タイトルの通り、メニューを一部変更しました。
変更内容は下記の通りです↓
■変更前:「タイヤ交換基本料金」
■変更後:「車に付けるタイヤ交換基本料金」 これは何故このような表記にしたかと言うと、履き替えとタイヤ交換を同時に行う際に「これから外す方の夏タイヤを交換(組み替え)して積んで帰る」+「積んで来たホイール付きのスタッドレスタイヤを装着」と言う作業があった際に、提供しようとしているサービスが意図しない作業になる可能性がある為です。
少し分かり辛いので下の画像で説明すると、、、 通常のタイヤ交換(組み替え)作業は以下の通りになります。 【通常の作業パターンA】 ・新品タイヤ①を→④のホイールへ組んで車に装着
【通常の作業パターンB】 ・新品タイヤ①を→③のホイールへ組んで車に装着
【意図しない作業A】
・新品夏タイヤ①→④のホイールに組み込んで車に付けない ・③のスタッドレス→そのまま車へ装着 (組み替えたタイヤを車に付けないで持帰る)
この作業は一見、「積んで来たタイヤを新品に交換して装着」と言う、想定の範囲内の作業とやる事は同じと思う方も多いと思いますが、これを「作業内容は同じなんだから」と解釈されるとセット料金など設定に無理が生じたり、拡大解釈されて予期せぬトラブルに発展する恐れがあると思ったからです。 例えば【意図しない作業A】を容認すると、以下の【意図しない作業B】も成立してしまいます。 【意図しない作業B】 (③のタイヤを2セット持って来た場合)
・③-1のタイヤと④のタイヤを交換(履き替え) ・③-2のタイヤを①のタイヤと組み替えて持ち帰り 当店の解釈では今回の「想定外の作業A」では「履き替え料金+持ち帰りタイヤ交換の料金」を頂くのが妥当との考えに至りました。 また、料金表にはありませんが、「バランス調整のみ」、「履き替え時のホイールバランス調整料は通常料金の半額」など今後サービスが多様化して参ります。その様な場合にも整合性を失う懸念が御座います。
その為、本来の作業目的である「新しいタイヤを交換して装着する」と言う所に一線を引いて「車に付けるタイヤ交換基本料金」とさせて頂きました。 少し違った角度から見ると、持ち帰った(組み替えた)方のタイヤは違う車に付けることも出来るわけです。もっと解釈がエスカレートして「やることは同じなんだから」となると【意図しない作業B】の「履き替えの時に別の車のタイヤとホイールを積んできて、組んで持ち帰る」と言う事も考えられなくもありません。万が一、その様な事がまがい通ってしまうと、まともに料金を払っているお客様に不公平感が生じてしまいサービスの一貫性が無くなってしまいます。この様に他のお客様の利益を守り一貫したサービスをご提供し続ける為にも、今回のメニュー変更でよりポリシーを明確にさせて頂きました。
また、それと同時に「車に付けないタイヤ交換基本料金」も追加して記載させて頂きました。
この「車に付けないタイヤ交換基本料金」を追加する事で、脱着無しの持ち帰りタイヤ交換の料金が一層分かり易くなったかと思います。1本¥500は本当に安いですよね! 持ち帰りタイヤ交換の料金設定があるお店は恐らくウチだけではないでしょうか?
また、もう1点メニューの変更がありまして、これは料金の設定変更なので誠に申し上げにくいのですが、扁平率35以下はプラス¥250を頂く事にしました。これは35扁平以下のタイヤ交換は作業性が著しく悪くなり時間が掛かる為です。扁平率40までは追加料金対象外です。
(画像:実際に当店で作業させて頂いたタイヤ)
この「扁平率」と言うのは簡単に言うと「タイヤ幅に対してのタイヤの厚み」と言う事です。
扁平率がタイヤの性能にどのように影響するのかは以下の通りです。
■乗り心地
・扁平率が高い→良い
・扁平率が低い→悪い
■コーナリング性能
・扁平率が高い→悪い
・扁平率が低い→良い
この様になります。
「扁平率」については、グッドイヤーの公式ページに詳しく記載されていましたので興味のある方はご覧ください。
https://www.goodyear.co.jp/knowledge/flattening.html この為、ファミリーカーは扁平率が高く厚みのあるタイヤが多く、スポーツカーは扁平率が低く薄いタイヤが多いです。 ちなみに、扁平率が低い方が燃費は良いらしいです。最近の車が大きなインチを標準で履いているのはタイヤの厚みを少なくする為だそうです。(トヨタの講師の方が言ってました) またこの辺の詳しい話は後日書かせて頂きます。
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